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伊勢屋本店

伊勢屋本店について

伊勢屋本店とは?
元禄年間に創業した伊勢屋本店は、姫路藩の酒井家御用菓子司として歩んでまいりました。
天保3年(1832年)に、江戸幕府の第11代将軍・徳川家斉の娘・喜代姫と姫路藩・酒井忠学との婚礼がありました。
伊勢屋新右衛門は、姫路藩の筆頭家老・河合寸翁公に江戸風上生菓子・数種類を献上し、
そのうちの求肥菓子を殊の外気に入られ、「玉椿」と命名されたとあります。
明治維新以後に、「玉椿」を一般に販売しましてから、“姫路を代表する和菓子”として多くの方々に親しまれました。
終戦後の昭和22年、昭和天皇陛下が関西行幸時に「玉椿」を献上させて頂くことになり、
それを機会に戦後の再建をすることが出来ました。
これまでの歴史を振り返ると、お菓子の一つひとつに先人達の思いが込められていることが分かります。
確かな技術と、品質の高い原材料、そしておもてなしの心。
今後もこだわりを持ち続けて、多くの方々に喜んで頂けるお菓子作りを行って参ります。
確かな技術、弛まぬ努力
かずまずたゆまず」。これは伊勢屋本店の職人たちが代々受け継いできた言葉です。おいしいお菓子を作るには、コツコツ努力して技術を磨くしかありません。「飽かず倦まず弛まず」。私たちが継承してきたのは、お菓子に対する真摯な姿勢です。
五感で選ぶ、原材料の吟味
伊勢屋本店のこだわりは、原材料選びに関しても徹底されています。繊細なお菓子の味を思い通りに再現するには、良い原材料は欠かせない要素だからです。
例えば「玉椿」の黄身餡に使う白小豆しろしょうずは、通常の手亡てぼや小豆に比べ栽培が難しく希少な豆ですが、上品であっさりとした味わいを生かすために使っています。
原材料選びは基本的に、現物を確認し食感や風味を知りよく吟味します。良質な原材料があってこそ、代々受け継ぐ技術が生かされ、お客様の信頼に応え得るお菓子を作ることができるのです。
菓子司としてのおもてなしの心
江戸時代に創業した伊勢屋本店は、姫路藩主・酒井家の御用菓子司として歴史を重ねてまいりました。この酒井家は、文部両道を大切にした家柄です。なかでも2代藩主・酒井宗雅公は茶人としても有名で、「不昧公」の名で知られる大名茶人・松江藩松平家7代藩主・松平治郷公とも交流があったと言われています。また、この宗雅公の弟・抱一氏は、俵屋宗達、尾形光琳に続く江戸後期を代表する絵師。4代藩主・酒井忠実ただみつが徳川家斉に謁見し、娘・喜代姫と世子である忠学ただのりとの結婚を約束した頃の文政4年(1821年)には、徳川御三卿で、徳川家斉の父親の一橋治済公から命を受け尾形光琳の描いた「風神雷神図」の背面に「夏秋草図屏風」を描いています。
こうした酒井家の影響を受け、伊勢屋本店にも「茶道のおもてなしの心」が、脈々と受け継がれております。おもてなしの心とは、相手を思い、考え、準備を整え、心からお喜びいただけるよう心を尽くすこと。お客様を思い、心を込めてお菓子に向き合う姿勢は、社員にもしっかりと継承されています。

伊勢屋本店の歴史

元禄年間
元禄年間創業
文政5年
11代将軍徳川家斉の娘・喜代姫(第25女・当時5才)と姫路藩主酒井忠学が婚約
天保年間
伊勢屋新右衛門が姫路藩家老河合寸翁の命により江戸に修行に出る
江戸屈指の菓子司である金沢丹後大橡たんごだいじょうに学ぶ
帰国して河合寸翁公に江戸風上生菓子を献上した
寸翁公はそのうちの求肥菓子を殊の外気に入り、「玉椿」と命名された
天保3年 12月
喜代姫(第25女15才)が姫路藩酒井家へ入輿じゅよ
明治以降
「玉椿」を一般に発売
宮内庁各宮家より、度々お買い上げ頂く
昭和16年
当時は、戦時中であり物資の少ない時代であるが、
農林省より「名物菓子」として指定を受け、優先的に菓子原料・資材の供給を受ける
昭和20年 7月
姫路全市(野里を除く)が焼夷弾による空襲、会社社屋を全焼
昭和22年 6月
昭和天皇陛下の関西御行幸の時に「玉椿」を献上
昭和24年
農林省の地方保存菓子として「玉椿」が兵庫県下最初の指名を受ける
昭和29年
第13回全国菓子大博覧会で「玉椿」が食糧庁長官賞を受賞
昭和34年 11月
姫路民衆駅が竣工し、姫路駅デパート地下名店街店をオープン
昭和36年
第15回全国菓子産業博覧会にて「玉椿」が、業界の最高位である名誉総裁賞を受賞
昭和41年
昭和天皇陛下に「玉椿」を献上する
昭和42年
西二階町店を改装オープン
昭和49年
広畑店をオープン
昭和51年
皇太子殿下(現天皇陛下)、美智子妃殿下(現皇后陛下)に「玉椿」、「生菓子」を御買上頂く
昭和52年 2月
11月
第19回全国菓子大博覧会(静岡)にて「玉椿」は菊花龍門賞を受賞
龍野町に本社工場を移転新築
昭和57年 11月
姫路駅ショッピングプラザ内に、駅南店をオープン
昭和61年
第20回全国菓子産業博覧会にて「玉椿」は無監査賞を受賞
平成元年 2月
広畑店を移転し、リニューアルオープン
第21回全国菓子大博覧会(松江)にて「玉椿」が、裏千家家元賞を受賞
平成6年
9月
第22回全国菓子大博覧会(金沢)にて「汐路(現在の塩味饅頭)」が、大臣栄誉賞を受賞
西二階町本店を新築し、リニューアルオープン
平成10年
第23回全国菓子大博覧会(岩手)にて「火打焼」が、内閣総理大臣賞を受賞
平成20年 2月

12月
第25回全国菓子大博覧会が、姫路で開催
「餅三笠」審査総長賞、「上用塩味饅頭」茶道家元賞、「花在処」百貨店協会賞をそれぞれ受賞
プリエ姫路(現在のピオレ姫路)がオープンし、駅南店がオープン
平成23年 11月
3月
「玉椿」が、じばさんグランプリIN西播磨で金賞を受賞
ピオレ姫路がオープンし、駅南店をオープン
平成25年 3月
姫路駅地下街グランフェスタがオープンし、駅地下店をオープン
第26回全国菓子大博覧会(広島)にて「餅三笠」職業産業局長賞、
「塩味饅頭」観光庁長官賞を受賞
平成26年 11月
広畑店改装オープン
平成27年 5月
秋篠宮殿下に「玉椿」を御買い上げ頂く
平成29年
第27回全国菓子大博覧会(三重)にて「官兵衛兵糧餅」が中小企業庁長官賞を受賞